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2010年8月25日 (水)

満月の思い出

まんまるい月を見ると幼い頃の記憶が蘇る。

母との会話を思い出す。

3才違いの妹をおんぶした母とおつかいに行った帰り道。

母は妹を背負っていたので、多分私が4才になる前だと思う。

寒かった記憶はないので、おそらく夏の終わりか秋の初め。

真っ直ぐな道を母に手を引かれながら見上げる夜空に

黄色いまあるいお月さま。

行く時に見えてたお月さまが、

帰り道、何度振り返っても同じ距離に居る。

500M有るか無いかの距離だったけれど、

小さな私には長い長い道だった。

Photo

何回振り返って見ても、お月さまは遠ざかることなく

すぐそこに居る。


不思議で、不思議でしょうがない。


母の手を離して前に駆けてって振り返る。

それでも、やっぱりお月さまがついて来る。


不思議さは微かな不安に変わる。


母の手を握り締め、少し歩いては気になって振り返る。

やっぱり、お月さまがついてきてる!


「ねぇ、どうして?お月さまがついてくるよ?」



母は月を見上げて、そして優しい声で言う。



「お月さまはきっと、ようこちゃんが好きだから

暗くないようについてきてくれてるんだよ」



そうなんだ・・・お月さまは私が好きなんだ。。。


微かな不安は消えて、不思議さも消えてた。


振り返る度にすぐそこに居る明るいお月さま。



きっと、母は覚えてないだろうな。

でも、幼い私にとっては鮮明な記憶。


満月を見ると、繰り返し繰り返し思い出してたからかな?

母と小さな私とお月さまのシーンは

即、再生可能なムービーですmovie

母の一言は素敵だったなぁと思う。



3才4才って、何もかもが「どうして?」の時期。

不思議なことばかり。

好奇心と不安が入り乱れてたんだろうな。


私は、子供たちが小さかった頃の

「どうして?」攻撃に母のように答えられただろうか。。。

微かな不安を安心に変えてあげられただろうか。。。



記憶の糸を辿るのはこの辺で止めておこう。

反省ばかり思い出しそうだもの(苦笑)























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